ウサギのエサは、基本的に水とペレットだけです。ウサギは草食動物であり、ウサギ用のペレットは牧草を主原料として必要な栄養分を混ぜて製造されています。
- ペレットの他にチモシーなどの牧草を与えなくてはならない
- 牧草が主食でペレットが副食
- 野菜をあげる
などの話が、飼育本・獣医さん・ペットショップでよく聞かれますが、これらは間違った考え方です。基本的に牧草を与える必要はありません。決められた量のペレットを食べて、それ以上に食欲のある子であれば、牧草をあげても構いません。
チモシーにはまったく栄養分がありません。チモシーには弊害が2つあり、おなかがいっぱいになって、ペレットを食べなくなってしまうこと、チモシーの繊維質がペレットの栄養分の吸収を阻害し、栄養失調になってしまうことです。
ですから、アメリカ・日本のトップブリーダーは普段から牧草を与えていません。よくお店や本では「牧草は常時食べ放題にしてあげて下さい」と言われますが、惑わされないようにして下さい。また、野菜を与えると下痢をしたり、水を飲まなくなってしまうので、与えないで下さい。ニンジンやキャベツをあげてればいいというのは間違いで、ペレットが絶対必要です。
以上、筆者が姫を譲っていただいたブリーダーさんのお言葉です。
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